時制の基本(現在、過去、未来)

英語勉強法
こんにちは、未知子です! 今日から、日本人が英文法で最初に躓きがちな時制について解説していきたいと思います。 日本人はほとんど時制を意識して話しません。 語尾でちょびっと時制が出るくらい。 だから時制という概念がとても理解しづらいと思います。 まずは基本となる現在形と過去形についてよーく詳しく説明していきますよ! 時制は、時間というより「世界」と捉えると分かりやすいです。

1.現在形

日本人が聞くと、現在形って、「今」この瞬間のことに感じます。 でも今のことって進行形もあるし、英語は現在完了形もある。 どういう状態のことを現在形なんでしょうか?   現在形の世界は、今いる自分の「現実の世界」です。 だから英語における現在形は、「習慣形」とよく言われます。 いつもそうである、毎日繰り返される。 そういうことに現在形を使うのです。 I eat lunch at 12:00 o’clock. だから現在形は今この瞬間のことを言うわけではないんですね。 (この瞬間を言う場合は現在進行形が一番しっくりきます。) 昨日も一週間前も今日も明日も1ヶ月後も12時にランチを食べるんです。 だから習慣として過去も今も未来もやっていることを表します。 今自分がいる現実の世界を表すのが、現在形となります。   だから普遍の事実にも使われます。 The earth goes around the Sun. We have four seasons in Japan. こう言った絶対に変わらない事実も現在形ですね。  

2.過去形

これに対して過去形は、もう終わったことで今は違うということを表します。 (今も続いてれば現在完了形が使われます) 現在形が今いる自分の現実世界だとしたら、 過去形は過ぎ去った、今の現実世界から遠い世界を表します。 過去形は「現実と距離がある世界」なのです。 もうそれは終わってしまい、今は別の世界に居るんだよというニュアンスなんですね。   だから、過去形は距離感を表すのですね。 それを応用したのが、依頼の表現。 Will you open the door? Would you open the door? これは過去形のwouldを使った方が丁寧な表現となります。 過去形は距離感を表すので、より丁寧になるのです。  

3.未来形

最後に未来です。 英語の未来の世界は「心の中に思うだけの世界」です。 まだ現実になっていない想像だけの世界。 未来は英語では現在に近づいてくるイメージがあるので、過去形のように距離感はないです。     ザクっと、英語の現在、過去、未来の概念について説明してみました。 ここから更に細かく見ていきますね。 時制は本当に英語の山となるポイントですから丁寧に勉強していきましょう〜!  

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