前置詞の使い分け(of, off)

英語勉強法
前置詞の使い分けシリーズです! 前置詞は本当に難しいので、また個別にも解説して行きたいな〜と思っていますが、 まずは基本的な使い分けを説明して行きますね。 今までのシリーズはこちらをどうぞ 前置詞の使い分け(in, on, at) 前置詞の使い分け(to, for)   今日、解説したいのはofとoffの使い分けです! 特にofは色々意味がある前置詞の一つですから、まずはofとoffをしっかり区別して行きましょう。

1.ofの意味

ofの核となる意味は「全体から一部を取り出す」そして「その取り出された一部分はまだ全体と繋がっている」です。 何か一つ大きな概念があって、そこから取り出されるんですが、まだ大元の概念と繋がっているようなイメージです。 大きくなって独立していく子供のように、元の家族からは離れていくのですが、 心理的にはまだ繋がっているような感じですね。   I am a member of the soccer club. これは、自分がサッカークラブの部員だ、という意味ですが、 サッカークラブという大きな全体に、自分がその一部分として存在しているということです。   The board of directors consists of 5 members. これも「取締役会が5人のメンバーで構成されている」という意味ですが、 取締役会という全体があって、5人のメンバーがそれを構成しているということですね。   またこれはどうでしょう。 This table is made of wood. 木はテーブルから作られていますが、元々は木の一部であったもの。 木の一部分から取り出されてテーブルになったんですね。 木からそっくりそのまま取り出されているので、テーブルは木から作られたというのが明らかに分かります。   これに対して、Sake is made from rice. とofではなく、fromが使われます。 これはもうお米から酒という別な物質に変わってしまっており、 繋がりがなくなってしまった為、fromが使われます。   またこれもofを使います。 He died of cancer. 「彼はガンで亡くなった」 このcancerが彼の死因と結びついている為、ofが使われます。   このようにofは、全体からの一部部分が取り出されますが、 まだ全体とその一部に「繋がり」をある場合に使われる前置詞となります。  

2. offの意味

続いてoffの意味です。 offは、完全に離れて繋がりが切れてしまった状態です。 ofは取り出されるんですが、まだ繋がりがありまスが、 offになると核となる意味は「分離」です。   cut off という表現は、完全なる断絶を意味しますね。 get off などは電車を降りるときに使われますが、電車との繋がりが切れてたのでoff が使われます。 take off 洋服を脱ぐ、離陸する、なども接着していた洋服や陸から離れるので、off が使われます。   また「延期をする」という意味のput off。 これも予定していた開催時期より「離れる」と言うイメージから、延期するとなります。 休みを取るときもoffと言いいますよね。 これも職場を離れる、仕事を離れると言う意味から、休暇を取ると言う意味になります。 The manager is off today. 「マネージャーは今日休みを取っている」   ofもoffもなんか離れたイメージがりますが、 ofはまだ繋がりが残っているのに対して、offは完全に分離された状態です。 これをイメージしながらofとoffを使い分けて行きましょう〜!      

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