英語について根源的に理解する。ハイテクスト言語とローテクスト言語。

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こんにちは。未知子です! 英語コーチング、私と一緒に勉強するメリットの一つは、英語を本質的に根源的に理解出来るんです。 お客様からも喜びの声を頂いております。 初めて英語がきちんと理解できました!   それは、長らく帰国子女に囲まれた英語が日本一ハイレベルな人達ばかりがいる環境で、 帰国子女ではない日本語脳をベースにした英語能力向上手段を考え続けてきたから、です。 だから英語と日本語の違い、というのをとても意識しています。 それは言葉だけでなくて、その国の文化とか思想・考え方レベルでです。   その国の文化というのは、言語にも大きく現れてくるので、 両方一緒に勉強すると、とても英語の理解が深まります。     日本人が英語を勉強する際に難しく感じるのは 私たちは英語圏の文化と全然違う文化を持っていて、 それが言葉にも色濃く反映されている為です。 だから外国人と言葉以前に噛み合わないことがあります。   英語はすごく白黒ハッキリ言います。曖昧な表現は避けます。 これはアメリカ人の性格と一緒。グレーが無し。 反対に日本人はニュアンスを大事に、オブラードに包んだ表現をしますね。 むしろ敢て白黒つけずグレーにして、行間を読んだり、察することを大事にします。   言語的にもその白黒つけるかどうかがはっきり現れています。 日本語は「ハイコンテクスト言語」という部類に属します。 ハイコンテクスト言語の中でも日本語は特に高いハイコンテクスト言語です。 言葉だけに依存しなくともコンテクスト(文脈、前後関係)に大きく依存して、 共感したり、察したりすることを重視する文化です。   反対に英語やドイツ語などのゲルマン系の言語は「ローコンテクスト言語」と言います。 こちらは言葉そのものの意味を重視し、言葉に曖昧なニュアンスを乗せないで、 純粋に言葉の意味だけで意思疎通を図るものです。   例えば・・・ 「今日ご飯食べに行かない?」 「いや今日は仕事をしないと・・・」 日本人ならこれでNOと言われているのを察します。 でもアメリカ人は、それってどっち?となってしまいます。 ちゃんとYesかNoか、白黒ハッキリさせなくてはならないのです。   英語と日本語はそもそもこの文化的、民族的背景から大きな違いが生まれているのです。 日本語は主語がなくても通じますが、英語は必ず主語が必要。 そして英語は必ず責任の所在を明らかにします。 主語がかなり重要となります。 英語の基本文型はご存知の通りSVO(主語+動詞+目的語)で、主語が文章に重要な位置を占めます。 誰が何をしたか、というのが非常に重要となるのです。   大抵、アメリカに留学すると自己主張が強くなって帰ってきます。 帰国子女の方が「空気読めない」とか「主張が強い」と言われるのも、 それはちゃんと「私が」「私が」「I」「I」!!と言わないと通じないから(笑)。 そして白黒ハッキリ言わなくちゃいけないから!!     こういう英語と日本語のバックグラウンドを知っておくと、 英語もする〜〜と自分の中に入って来やすくなります♡ 「ちゃんと英語を本質的に理解してほしい。」 そしてそれが、結果として英語能力を大きく向上させます!      

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